(2020/04/29~2020/05/03)さようなら、ガンバシリーズ
こんにちは、nazumiです(#^^#)
自粛中なので、いつにもまして、家でゴロゴロダラダラ…
☆今週読む本
⓪流浪の月/凪良ゆう(NEW)
②カラフル/森絵都
①ビブリア古書堂(3)/三上延
読み終えた。これにて、ガンバシリーズ完結。
どれも本当に忘れがたく、苦しく厳しくそして楽しい冒険だった。
子供たちだけに読み与えるにはあまりにもったいない。
大人が読んでも十分楽しめる。
ガンバ……ネズミの冒険、か。と侮ってはいけない。
彼らの対立、動物間の話し合いは、もしかしたら人間たちのそれよりも人間味があって、きっと驚くだろう。
↓ネタバレします(*ノωノ)
さて、ガンバとカワウソだが、 VS野犬 かと思いきや、どちらかというと今回は戦いよりも冒険重視。野犬たちとは、結局最後の決着がつかないまま別れてしまう。……から、少しもやもやしたり。
ひたすらガンバ達ネズミとカワウソたちが『豊かな流れ』の川を目指して、対立しあいながらも冒険していく。これが読んでいるこちらも息切れしてしまうくらい、本当に辛い……。一番の盛り上がりどころは、野犬に追い詰めれていくガンバ達が、岩場で対決するシーンか。
ガンバ達に同行していたウキクサがここで、カワウソとガンバ達を守るために決死の攻撃を…
( ;∀;)( ;∀;) あれは手に汗握る壮絶なシーンであった…
私が一番好きなシーンは、後半、冒険に疲れて、ガンバに八つ当たりしたりめちゃくちゃいうカワウソのカワモに、ガンバが激怒するところ。
今までは、絶滅危機のカワウソにどう接していいか分からずに、ただおろおろしていたが、もう怖くないと。もうちっとも気にかけていないと。とにかくの大説教を。
我慢我慢が連続な冒険で、読んでいるこちらもフラストレーションがたまっていたときだったので、(不覚にも)ちょっとスッキリしてしまった( ;∀;)
筆者によるカワウソに対する切実な思いをつづったあとがきも切なく(まだ当時はニホンカワウソは生きていたんだね…)、こんなに必死にハッピーエンドを祈った物語もなかなかない。名作です。多くの人に読んでほしい。
さて、次の本は、はじめましての凪良ゆうの『流浪の月』。
今年の読書大賞だ。
最近、メルカリを始めたのだが、そこで初めて買ったモノ。
出品者との初めての取引……緊張した。無事届いたよ(#^^#)
楽しみ♪